グルメライターが教える美味しいお店。

2019.06.28

  • 中国
  • 鉄板焼き

倉敷の鉄板焼き「鉄板 なかつか」。観光の締めくくりにも人気の店でプライベートのひとときを

魚料理

観光名所・倉敷の街で輝きを放つ「鉄板 なかつか」!

岡山の倉敷って何があるの?そう問われたら、迷いなく答えるでしょう。白壁の古い街並み、情緒たっぷりの川舟流し、デニムや帆布、いま話題のマスキングテープなどのおしゃれなショップ、そして鉄板焼きの「鉄板 なかつか」―JR山陽本線、伯備線・倉敷駅から徒歩8分のところにあって、風情のある美観地区からも近く、観光をひと巡りした後のしめくくりにもふさわしいお店です。

扉明けてすぐ目に入る特注のワインセラーにはずらっとボトルワインが並び、まるで心地よい酔いを早くも誘ってくるかのようです。赤では「シャトーカロン・セギュール2012」、白では「手作りわいんさちこ2015」や「シャトーレ・ザルム・ド・ラグランジュブラン2015」などを揃えています。

注目なのは、10席あるカウンター。ミュージカルで喩えれば舞台そのものである鉄板にも細やかな気配りが施されています。高さや幅、お客さんからの見え方まで考慮し、導線なども計算に入れた徹底ぶり。エンターテイメント性もありながら、あくまで食材の旨味を最大限に引き出すことだけに集中するシェフの鮮やかな妙技には、こんな隠れた部分にも秘密があるのです。2名から5名までの個室席があるのもポイントで、ゆったりとプライベート感覚で愉しみたい方にはおすすめです。

肉と海鮮を同時に味わえる全8品の「雅コース」は、「先附け」から思わず期待が高まってくるコース料理です。和と洋が織りなす「前菜盛り合わせ」、地元産の素材の良さを余すことなく引き立てた「旬のサラダ 季節の野菜焼き」と続き、「本日の魚介類鉄板焼き」では、最高のタイミングを見極めた巧みな火入れを実感。常に驚かされてしまう「シェフのおすすめ料理」の後は、お待ちかねの「特選ステーキ」。フィレかサーロイン好きな方を選べます。口の中に運べば、美しい断面が美味へと変わる瞬間。「白ごはん 汁物 香の物」をプラス700円してガーリックライスに変更するのが通の嗜み方です。

ライブ感にあふれる「鉄板 なかつか」は、いつ訪れても、ブロードウェイの舞台を観賞し終わった後のような興奮を体験できるお店です。

店名 鉄板 なかつか

住所 〒710-0055 岡山県倉敷市阿知2-19-34 TYBビル2F
TEL 086-427-9855
アクセス JR山陽本線・伯備線「倉敷駅」より徒歩8分
営業時間
ランチ 11:30~14:00(L.O.13:30)
ディナー 17:30~23:00(L.O.22:00)
定休日 日曜日

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