グルメライターが教える美味しいお店。

2015.09.29

  • 居酒屋

名駅前の老舗の居酒屋ホッと和む『たい信』

名古屋・名駅の居酒屋「たい信」たぬきのお店

名古屋駅(名駅)を路地をとことこ歩くと、創業昭和二十年代の老舗の和食居酒屋『たい信』があります。入り口には、たぬきの置物。へい、らっしゃい!とお出迎え(自分には聞こえた気がした)。

駅から近いだけあって、平日は会社帰りのサラリーマンで混み合っている。といっても激混ではないので突入。
店内に入るとカウンターに並ぶ、おばんざいの光景が凄く心が温まり、家庭の味という雰囲気。どこか懐かしいイメージを感じさせる。

こういうところで野菜をとるのも健康にいい!更に焼酎を飲むとこれまたいい!
飲み過ぎなければお酒は、良薬の素。ストレス発散です。
小鉢メニューが豊富。味付けも関東、関西のどちらの人でも好まれそうな程よい塩梅。
活気のある店内。店員さんも気さくで、古く良き時代の伝統的なこれぞ、居酒屋といった空間だ。

そうそう、おばんざいも名物料理の代表格の一つであるが、ここで注目したいのが名古屋名物らしい豚の柔らか味噌煮。
八丁味噌で~とっろとろに煮込まれた豚肉が柔く、口の中で旨みが広がっていき、肉の美味しさが後味ものこる。この絶妙な幸福感がたまらない。

さすが老舗だけあって、刺身盛りもは安定した旨さ。
ここで満腹になる前に、是非食べてもらいたい〆の料理『鯛茶漬け』。
地酒や日本酒をかっこんだあとに、これはもう、胃にも優しい1番人気の〆メニュー。

出汁がなんなのかわからないが、染み込んでいて、いや~本気でこれは癖になり、やみつきに。
からだにしみる~~!とはまさにこんな感じなのだろう。

おばんざいや小鉢のメニュー、本当に家庭的料理。おうちでご飯を食べているようについつい長居してしまいそうになる。

自分はもっぱらカウンターで一人や同僚と夕食が多いのだが、ここはお座敷があって広々していて宴会で盛り上がるサラリーマンのお客さんも多い。結構な人数で、宴会できそうだ。
名古屋出張にきて、ホテルで暇だなーって時は、ぶらりとひとりでも入れるので、この店は知っておいて損はないだろう。

ページTOPへ