グルメライターが教える美味しいお店。

2021.12.20

  • 居酒屋

地元の魅力を発信する徳島市・秋田町「遊楽酒房 月うさ」!

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旅先でグッとくる飲食店を偶然にも見つけたときの喜びときたら、

もう何度味わってもやめられないものですよね。

つい最近もまた、そんなうれしい体験をしたんですよ。

興奮冷めやらぬうちに、鮮度バツグンの情報を皆さんにお伝えしましょう。

お気に召したら、あなたのとっておきのリストに加えてみてくださいね。

 

今回、ステキな巡り合いをしたのは、

徳島市秋田町にある「遊楽酒房 月うさ」というお店。

地元出身の店主が、国内外、数々の飲食店でさまざまなことを学んだ後、

晴れて2020年8月7日に、この街に開業した新しいところなんですね。

 

カウンター6席、テーブル8席というシンプルな造りで、

まさに気兼ねなく通える居酒屋スタイル。

それぞれの席の間隔がゆったりめに設定されているので、

マイペースでくつろぐことができるんですね。

ほっとひと息つきたいときにはもってこいの空間ですよ。

 

海外を含め、各地で暮らしたからこそ、

生まれ育った郷土にある食材の素晴らしさに気づいたんだとか。

そう、この地方は意外にも山海の恵みが豊富な土地柄なんですね。

今やその魅力を伝える伝道師として、

風土を活かしたお料理の数々を提供していますよ。

 

連日の市場通いで鍛えた経験で選ぶ海鮮系は、

5種のネタを盛り込んだ「造り盛」がおすすめ。

「阿波尾鶏の塩焼き すだちと塩」と「阿波牛と茄子の朴葉味噌焼」は、

お肉のジャンルでは外すことのない両巨頭ですよ。

新鮮さが際立つ「阿波野菜の白味噌バーニャカウダ」は、

はじめや合間にオーダーしたい一品ですね。

 

メイド・イン・トクシマの日本酒「旭若松 純米原酒」をはじめ、

香川の「凱陣 純米山廃八反無濾過生」、

愛媛の「石鎚 純米吟醸」、高知の「久礼 純米生」とひと巡りすれば、

まるで四国八十八箇所ホロヨイ旅気分。

仕上げは、要予約の「鳴門鯛の鯛めし〜土鍋にて〜」で華麗に〆ましょうか。

 

杯片手にワイワイと、月で遊んでいるようなフワフワと

楽しいひととき―徳島市秋田町の「遊楽酒房 月うさ」さん、

また逢いに行きますからね。

 

 

[店名] 遊楽酒房 月うさ(ゆうらくしゅぼう つきうさ)
[住所] 〒770-0918 徳島県徳島市紺屋町20 あわやビル1F南側
[アクセス] JR牟岐線「阿波富田駅」より徒歩11分
[営業時間] 17:30~23:00(L.O.22:00)
[定休日] 月曜日
[TEL] 088-661-4704
[ホームぺージ] https://www.yurakushubo-tsukiusa.com/

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