グルメライターが教える美味しいお店。

2021.10.13

  • 和食

粋な逸品がそろう大阪・都島の和食「炭火割烹 いなせ」!

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移り変わりが早く、競合相手も多いグルメ業界にあって、

ひそかに応援するお店が確実に成長していく姿は、

手塩をかけて育てた我が子のように嬉しくなってくるものです。

 

大阪市の都島区というエリアにも、

思わずひいきにしたくなる飲食店が存在します。

今回のイチオシは、大阪メトロ谷町線・都島駅1番出口から7分の

ところにある「炭火割烹 いなせ」さん。

さて、どんなところに心惹かれるのか、かいつまんでご紹介しましょう。

 

雅なエントランスを抜け、

暗証番号を打ち込んでから店内に足を踏み入れると、

広がるのはかけがえのないひとときを刻むにピッタリの空間。

 

どっしりとしたカウンター、

シックな装いのテーブル席ともに、手入れが行き届いていて、

お料理やお酒を愉しむ上で申し分のない環境が整えられています。

舞台仕立てがしっかりしているからこそ演者(=料理)も浮き立つ。

そんな一つのお手本と言ってもいいでしょう。

 

いくつかある注目すべきコース料理の中で、

11,000円(税込み)の「懐石コース」はいかがでしょうか。

その大きな魅力は、海鮮とお肉料理を同時にいただけること。

鮮魚店だった実家で育んだ感性と老舗精肉店の系列店で学んだ知識と経験、

この二つをあわせ持つ店主ならではの品々が並んでいます。

ある日の例では、こういった内容になっています。

 

上質な出汁の組み合わせが素晴らしい「食前汁」で幕開けした後に、

「御凌ぎ」として濃厚な雲丹が見参。

序盤の華とも言うべき「二段重」は、

厚切りにカットされたお刺身がお重によって提供され、

見た目でも喜ばせてくれる一品となっています。

 

続いては、和食の髄を堪能できる炭火焼の品々。

海老をはじめ、トウモロコシやシイタケ、特選黒毛和牛ステーキ、

どれもタイミングをシビアに見極めた理想の仕上がりになっています。

「箸休め」の汁物を挟んでからの鰻を使った「御飯物」というフィナーレ。

 

雰囲気、空間の佇まい、そして逸品の数々、

それらに込められた「粋」と対話したいがために、

きっと多くの方々が「炭火割烹 いなせ」を訪れずにはいられないのでしょう。

 

[店名] 炭火割烹 いなせ
[住所] 〒534-0021 大阪府大阪市都島区都島本通4-22-13
[アクセス] 大阪メトロ谷町線「都島駅」1番出口より徒歩7分
[営業時間] 17:00~23:00(L.O.22:30)
[定休日] 不定休
[TEL] 06-6180-8844
[ホームぺージ] https://www.sumibikappou-inase.com/

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