美味しいものを日々、追い求めている方々に素敵な情報がありますよ。

今回、ぜひとも紹介したいのが、愛知県・江南市にあるうなぎ屋「きむらや」というお店。

 

創業は昭和初期と言いますから、れっきとした老舗で、

三世代に渡って通う地元のお客さんもきっと多いことでしょう。

それだけ長く続くのは、皆さんから愛され、信頼されている証拠。

名鉄犬山線・布袋駅から徒歩9分のところにあります。

 

店内に入りますと、大人同士の親し気な集まりはもちろんのこと、

お孫さんを囲んだお年寄り、家族連れなどの姿もあって、なるほど、

こうやってこちらの伝統的な味を幼い頃からおぼえて、

やがてファンになっていくんだな、と実感。

 

子供用の椅子が用意されているところもいいですね。

4人用と6人用のテーブル席が各3卓もうけられていて、

日常遣いやちょっと贅沢な週末の楽しみなどでも気軽に利用できる雰囲気に包まれています。

 

ここを訪れたなら、「うな丼（松）」を注文しないわけにはいきません。

開業以来継ぎ足してきた伝統のタレを艶々にまとった三河一色や浜松産などの極上のうなぎ。

3分の2本分を使用した気前の良さも秀逸です。

 

皮は香ばしく、身はふっくらホクホク、とまさに理想の焼き上がり。

卓越した職人たちの技ならではの出来栄えです。

幻の米と評される岐阜県産の「ハツシモ」との相性もバッチリ。

さらに、もっとボリュームを、という方には、1本半分も使った「特上うな重」がおすすめですよ。

 

うれしいことに、郷土料理の一つ、ひつまぶしも用意されているんですね。

「並ひつまぶし」は、京都から取り寄せた上質な鰹の削り節の出汁も合わせていただける名品。

うなぎの濃厚な旨味との相乗効果に、思わずニンマリしてしまいます。

豊橋イラコファームの風味豊かな卵で仕上げた「だし巻き」などの一品料理が充実しているのも魅力的ですよ。

美味しいものは名古屋市内だけにあらず―この記事をきっかけに、江南市の「きむらや」に訪れて、

地元の皆さんに囲まれながら、上機嫌なひとときを過ごしてみてくださいね。