グルメライターが教える美味しいお店。

2019.04.18

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難波の蕎麦居酒屋「花粉(はなご)」。昼夜で変わる二面性を楽しむ

付け合せ

昼と夜とで異なる魅力!どっちも行きたい!難波の「花粉」

昼と夜とで違う顔を見せてくれ、何だか得した気分になれる―そんな『一挙両得感』を満たしてくれるのが、大阪・難波にある「花粉」。ランチは蕎麦専門店、ディナーは旬の食材を活かした居酒屋へと大変身するお店です。南海本線、高野線・難波駅、大阪メトロ・大国町駅から徒歩7分。

うどん好きを自認するナニワの人たちからも、ここの手打ち蕎麦は愛されています。細かく挽いた京丹波の黒豆を練り込み、更科より色は少し濃いめで、独特の香りと喉ごしが特徴です。名物の「京丹波黒豆ざる蕎麦」は、福井産の粗挽き粉を使った二八蕎麦。心地よい歯ざわりだけでなく、豊かな風味も感じさせてくれます。贅沢な気分を味わうなら、「A5黒毛和牛と大黒本しめじつけざる蕎麦」がおすすめです。たっぷり入った和牛のつけ汁に麺をくぐらせてズルッと啜れば、思わずニンマリ。他にも、日替わり味つけご飯や小鉢もついた3種類のランチセットや一日10食限定の「十割そば」などもあり、近隣で働く人たちにも大好評です。

日が暮れれば、普段使いもできる飲み屋さんとして、雰囲気はガラリと変わります。この二面性もまた魅力的。おつまみに欠かせないのが、丹波直送の「湯がきたて黒枝豆」です。通常のものより甘く、一品目からお酒が進みます。「丹波鶏 ムネたたき ゆず胡椒で」や「加賀蓮根の天ぷら」などの季節に応じた一皿もあります。夜の限定メニュー「A5和牛のロースビーフ丼」は、特製ダレをまとった肉が嬉しくなるほど柔らかく、ごはんともとても合う名物。常連さんが大満足するのも頷けます。

高知の「美丈夫」や新潟の「山城屋」、山口の「雁木」や「獺祭」などの全国から取り寄せた地酒も豊富で、「本マグロのカルパッチョサラダ わさびドレ仕立て」や「天ぷら盛」などの単品料理と合わせると、よりいっそうディナータイムが優雅に。〆の蕎麦もたまりません。

昼の顔を知っているからこそ、夜の魅力もまた印象深くなる―二つの個性をあわせ持つ「花粉」は、食と笑いにはシビアな大阪人も納得するお店です。

店名 花粉(はなご)

住所 〒556-0011 大阪府大阪市浪速区難波中3-16-7
TEL 06-6567-9693
営業時間
[昼]11:00~15:30(L.O.15:00)
[夜]17:00~23:00(L.O.22:00)
定休日 日曜日
アクセス
南海電鉄本線・高野線「難波駅」より徒歩7分
大阪メトロ「大国町駅」より徒歩7分

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